患者さんの声の箱 「痛くないよ、痔の手術」
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の入院患者さんたちの手記をもとにしています。痔に悩んでいる多くの方たちへのメッセージがたくさん込められています。

内痔核の女性(23歳)の手記

私は自分が痔になってしまった事に気付いてから、最初は痔のことを軽く考え、薬局の薬等でこっそり治し(治ったつもりになり)、自分の生活習慣などは改善することもなく、気付いた頃には(約2〜3年後)ひどくなって再発してしまいました。


それでも病院に行くなんて考えもせず、日増しに悪くなっていきました。


それからやっと生活習慣を考え直すようになり、便秘にならない食事(それまでは薬に頼りっぱなし)、野菜中心の食事、漢方薬、自然食品ナドナド、どうしても病院に行くのがいやで、努力を始めました。


でももう遅く、治ることは決してなく、ひどくならないのが精一杯でした。


毎日毎日、朝のお通じのコトで頭が一杯で自分の人生が不安でした。


朝には必ず、薬と綿と湯をトイレに持ち込んで、早くて30分、遅いときには一時間努力していました。


これは普通ではないと感じていてもどうする事もできずに、約2年ほどそのような生活が続きました。


家族以外の誰にも気付かれずに毎日をしのいで生きているようで、不安で、友達にも彼氏にもいつかは言わないでは済まない、と悩んでいました。


このままでは精神が病んでしまうと思って、やっと薬局の先生(この先生も痔で大肛のお世話になったそうです)に「病院に行きたいです。」という事ができました。


それで一番にこの大肛を教えてもらって、診察を受けましたが、手術と決まってからは、今まで抱えていた重い気持ちがフッと楽になったような、コワイようなでした。


それから後は、どうしてもっと早く来る勇気がなかったのか?!
と考えずにいられませんでした。


手術をした今、不安もありますが”大丈夫”と言って下さる先生方の言葉を信じて、希望を持ってガンバッテいこうと思います。


本当に短い間でしたが、ありがとうございました!
(通院もよろしくお願いします。)


ここに入院してうれしかった事


1. 先生方をはじめ、看護婦のみなさま、受付の方々、食堂のおばさん、おそうじのおばさんすべての人がやさしく接して下さったコト。痛さやはずかしさもそのやさしさのおかげでどれ程、救われたかわかりませんでした。(涙がでそうなくらいうれしかったこともあります。)


2. お手洗いがキレイで、夜も明るくしてくれている。


3. 図書室があってよかったです。


4. 朝食がおいしかったコト。(朝だけが楽しみでした?)


5. 希望が持てたコト


スバラシイ病院、に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。


【 当時のドクターメッセージ 】


女の方は恥ずかしさから痔を我慢し、病院に行ったときには痔の病状が進行していることが多いです。


もっと早く来られていれば手術しなくても済んだのに…と思うことが多々あります。


また痔は生活習慣病と言われるように、おしりに負担のかかるような生活を続けていると、どんどん悪くなっていきます。


入院手術をされてから生活態度を見直し、気を付けられる方が多いです。

内痔核・裂肛・肛門ポリープの女性(42歳)の手記

はじめに先生方、スタッフの皆様、本当に有難うございました。
おかげ様で安心して「痔」とさよならできました。


毎日、おしりの穴とにらめっこしてらっしゃるというのは、お気の毒のような気もしますが、”感謝”の一言です。


退院してから痔の話をした人に「そりゃー便秘って恐いねんでー。
真夏の生ゴミバケツのことを考えてみ、あれと同じやねんから」と言われ、私は何とゆーことを平気でしていたのかとガーンときました。


便秘の皆さん、ご自分の身体を生ゴミバケツのようにしないよう、毎日の便通を心がけましょうね。


私の場合、痔(いぼ痔、切れ痔、おまけにポリープ)の主な原因は「便秘」。


便秘と言っても3日以上出ないということはなかったし、痛みがなかったせいもあって、自分で痔だとは思いつつも、認めたくないが為に、病院で診てもらうなんて考えもしていませんでした。…


でも以前(2ヶ月前)同じくこの大肛で手術した友人と話をしていた時
「一度診てもらっといた方がいいよー。痛くなってからじゃ辛いから」と言われていたのです。


(実はこの友人のご主人も大肛での手術の経験者。3人顔を合わせると頭の中に大肛マークが浮かびます)…


そしてある日突然痛みがきたのです。


生理中だったし、少し身体に無理をして忙しくしていたせいか。(女性の痔主さんには生理中に悪化する人が多いような気がします。)


痛み出して3日目の朝、夜が明けるのを待ちに待って、その友人に電話して現状を訴え、大肛を紹介してもらい、恥ずかしい診察を覚悟して来院。


そうしたらみのり先生!女性の先生がいらっしゃるとは聞いていなかったので少しホッとしながらも激痛と戦いながら頭の中で「言われた通りもっと早く来れば良かった」…と。


そして一件落着。


痛みをかかえていると、もう恥ずかしいとか、女医さんが良いとかはぶっ飛んで、とにかくこの痛みをなくしてくれるなら何でもしますー状態だったのですが、私の周りの痔主(女性)さんたちはもちろん、そうでない人もいざとなった時の為に女医さんのいらっしゃる病院を知っておくことで安心しているような所があります。


やはり女性の先生がいらっしゃる方が門をくぐりやすいと思います。


私の周りには痔主さんが結構いるので「痔」の話はオープンにしていますが、まだいる、かくれ痔主さんの為にも、キチョーな大肛での経験を伝えて行けたらいいなと思います。


こう思えるようになったのも、先生方やスタッフの皆さんのお気遣いもあるでしょうし、同じく入院していらした患者さんの中にNさんみたいな明るく楽しい(?!)入院生活を送っていらっしゃった方に会えたからに他なりません。


これらは、大肛が肛門専門病院だったからのことであって、他の病院では考えられないことのように思えます。


最後に、先生方、スタッフの皆さんのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。


【 当時のドクターメッセージ 】


女性は恥ずかしさから病院に行きにくいものです。
でも女医さんだと診察を受けようという気になるのでは?


また「痔」であることを隠している方も結構おられます。
そのせいか病院の評判は広がりにくく、患者さんも誰に聞いたらよいか戸惑われるようです。


「痔」は決して恥ずかしい病気ではなく、気付かないだけで誰でも持っている、ごくありふれた病気なのです。                                               

内痔核・肛門潰瘍・肛門ポリープの男性(54歳)の手記

病院の皆様、心からお礼を申し上げます。


1. 噂(評判)どおり大変立派な病院でした。
先生の腕には信頼してましたので、何ら不安を持つこともなく手術、治療に臨むことができました。ありがとうございました。
最初(にして最後)から大肛のお世話になれた自分がとても幸運だと思っています。


2. 院長先生、佐々木先生は余人をもってかえがたい公的存在です。ご多忙でしょうがお体にはくれぐれも気をつけてください。
それから若手の医師や後に続くスタッフの養成など、大変でしょうがぬかりなく(頼りにしている患者さんが今後も多数いるのですから)


3. 石田婦長さんはじめ看護婦さんの質も立派なものでした。
どういう教育をされたのでしょうか?たまたま人材が揃ったのでしょうか?不思議なくらいです。


4. 皆さん病院に誇りを持ってやっておられることに大変感銘しました。
これが本当の病院だと思いました。


5. 薬も必要最小限度だったと思いますし、どこかの病院のように保険点数をやたらと上げようとする儲け主義とはまるで異なると感じました。


6. 以上大変すばらしい面を感じ、ただただ感服するのみです。
ただ入院患者(利用者側)にしかわかりにくい点を最後に列挙させてもらいます。
中には贅沢な要望もあるかもしれませんが、ご参考にしていただければ幸いです。


(感想・要望等)


1. 4階のトイレは使いやすいのですが、5階のトイレは狭くて、物を置く(または引っ掛ける)個所が少なくて不便でした。排泄以外にいろいろ慣れない作業をしなければならないので、せめて4階くらいの広さにしてほしい。


2. トイレ、シャワー室に是非とも空調(冷暖房)をつけてほしいと思いました。(費用はかかると思いますが必須だと思います)これは他の方々も言っていましたが、8月のこの時期、タオルやうちわ持参でトイレに入られた方も多かったようです。文字通り汗だくで、フン斗したのであります。


3. シャワー室にしても同様です。せっかくシャワーで汗を流してもクーラーがなければ汗はひきません。着替えている間に汗が出ます。それからドライヤーを置いてほしい。シャワーのあと、局部を乾かしたいのですが、まさかそのままトイレに入って温風装置を使うわけにもいかず…。できれば シャワー後→ドライヤーで乾燥→消毒→T字帯他着用 が、シャワー室でもトイレと同じようにできるようにしてほしい。


4. シャワーの取り付け位置(5階の場合、可変式?)、どうトライしても不具合です。つまり自分の思う方向に固定できず、湯を出せばその勢いでシャワーの向きが扉がわに変わって、両手を離してはとても使えない状況でした。調査、改善をお願いします。


5. トイレのウォシュレットの水温がいっこうに上がらない。特に4階の場合お湯ではなくほとんど水でした。使用方法が間違っていたかもしれませんが、我が家のウォシュレットでは簡単に温度調節ができましたゆえ。シャカに説法でしょうが、ぬるま湯のほうが水より汚れの落ち具合はよいと思います。(それとも温水は傷によくないのでしょうか?)


6. これは贅沢かもしれませんが、受付のテレビ。もう少し何とかなりませんか?2チャンネルをはじめ映りの悪いチャンネルが多く、画面も小さく。夜は退屈ですから、せめてテレビでも見たいのですが。テレビデオ(安いのがあります)ならもっと入院生活も楽しくなるのですが。室内持込はやはり不可なのですか?。


【 当時のドクターメッセージ 】


貴重なご意見を多数いただき本当にありがとうございました。
このように言っていただくと職員も頑張ろうという気になれます。


私たちの誠意が伝わっていることがとてもうれしいです。


6つの要望についてお答えします。


以前からわかってはいたものの、なかなか変えられなかったこともありましたが、私たちが全然気づかなかったことも指摘して頂きとても助かりました。


まず1のトイレの件ですが、できればそうしたいのは山々なのですが、現在のところ費用の点で見合わせています。


でも近いうちに必ず改装しようと検討中です。


2番目のトイレとシャワー室の空調については近いうちに実現します。
もうしばらくお待ちください。


3番目のドライヤーについてですが、傷口をドライヤーで乾燥させるのはおすすめできません。温風が熱すぎるのと、そこまでする必要性はないと考えます。


ガーゼかティッシュで傷口の水分を押さえるようにして吸い取って、消毒をし、ガーゼを当てておけば問題はありません。


4番目のシャワーの固定のことですが、早々に修理をしました。


5番目のウォシュレットの水温調節のことですが、業者に点検をお願いしました。


6番目の受付のテレビも、業者に点検にきていただいたところ、どうやら電波の受信状態が悪いようです。アンテナが原因のようです。


でも新しいテレビを購入しました!


それと、患者さんのテレビのことですが、レンタルになっています。
患者さん個人で申し込んでいただくようになっています。


もしかしてこの方はテレビのレンタルのことについてご存じなかったのかもしれません。


入院時に説明しているのですが、言い忘れたのかもしれません。すみません。


ただ、この近所にはレンタルビデオ屋さんというものが全く存在しないようです。

内痔核の女性(31歳)の手記

痔が悪いなんてまだ若い(と自分では思っている)のに恥ずかしい…と長年ほっておいたのですが、ついにかゆみなどに耐えきれず病院へ…。


さてどこの病院がいいのか?と考え、インターネットで調べ、大肛を選びました。


隠れるように病院に来たのですが、先生や職員の皆さん、とても気を使ってくださり(恥ずかしくないように)感謝しています。


また待合室に置いてあった大肛のリーフレットetcや「いたくないよ」を読んで、大肛にまかせておいたら大丈夫!!若い患者さんも多いということがよく分かり、手術を決心しました。


患者さんの中にはいろいろ他の病院をまわったあげく、最後に大肛にたどり着いたという方も多く、私は初めにここにめぐりあってラッキーだったと思います。


ただ、手術となると恐怖心もあったのですが、リーフレットや「いたくないよ」が待合室に置いていなくて、読んでなかったら決心はつきかねたかもしれません。


リーフレットはそれほど重要でした。


インターネットもこれから若い人々が目にする機会も増えると思いますので、ぜひ新聞広告の下の方にでもアドレスを載せてみて下さい。


これからもずーっとこの病院が痔で悩む人々のかけこみ寺?となり誠実な対応と、確かな医療技術に磨きがかかることを望んでいます。


食事については、私が入院した頃は多少改善された後ということで、めちゃくちゃまず〜ということは全くありません。


元々、好き嫌いない私なので、なんでも食べ、術後のためじ〜っとしていたら、多少重くなってしまいました。


ただ排便のために、食物繊維やビフィズス菌の含まれるものを、もう少し積極的に取り入れてみても良いのでは?とも思います。(朝にヤクルトとか…)


排便って気分的なこともあるので、ヨーグルト食べた!!と思うだけで、次の日にうまくいくこともあると思います。


私はとりあえず、ヨーグルト、さつまいも(茹)、など自分で準備して食べていました。


余談ですが、手術室でみのり先生の手を間近に見た時、指先が少々あれていて、良い意味で働く女!!の手と思いました。妙に安心したのを覚えています。


仮にマニキュア、キラキラの美しい手だったら…???と不安になったかもしれません。


やはり本当に働いている人の手は、みのり先生のような美女でもあれるものですよね…。


ご夫婦そろってやりがいのある仕事でがんばっていらっしゃるのをとてもいいなーと思います。


いろいろ大変なこともあるとは思いますが、これからもがんばって下さい。本当にありがとうございました。


(仕事のため早めに退院、外泊などさせて頂きありがとうございました)


【 当時のドクターメッセージ 】


インターネットをみられて診察を受けに来られる方が最近増えてきました。


待合室に置いてある「病院案内」や「院だより」、「いたくないよ」も患者さんのお役に立っているようでうれしいです。


これからも充実したものにしていきたいと思いますので、楽しみにしていて下さい!

裂肛・肛門ポリープ・内外痔核の男性(56歳)の手記

手術してから退院を明日に決まった今まで、殆ど痛みを感じることがなかった。


痔の手術はあとが痛いと云うイメージとは大違いであった。

…多少の個人差はあるようだが…


”何かができている”と気がつき、3年前、大阪市内のT病院で診察の結果、肛門ポリープで手術しなければならないと云われたが、決心がつかず今まで放っておいた。


半年前から排便の都度出てくる”物”は中々入らない。

指で中まで突っ込んで元のサヤに納まる始末。


この7〜8月と続けて海外出張し、ウォシュレットもない出張先で、痛みと出血を我慢し、指を使って押し込むの繰り返し。


―これが”自分で手術を決めた”キッカケ。


出張から帰って早々病院捜し。


この土佐堀川に沿ってどこかに専門病院があることを以前から聞いていたので、地図で病院を探し、翌日土曜日だったが来院し、佐々木Dr.に診察を受け、仕事の段取りを考え、3週間先の9月5日に入院、即その日に手術を決めた。


この病気では、病院をハシゴされ、やっとこの病院にたどり着いた痔主が結構多い中、小生は一発で出会えたことは、極めてラッキーであったと思っている。


退院後も養生し、二度とこの手術を受けなくてもいいように、食事(特にアルコール)、運動など規則正しい生活を心がけていきたいと、今ここで決意した。


DR,NURSE&ALL STAFFの皆様、ご親切に本当にどうも有難うございました。

プロフィール

Author : dr.sasaki
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の肛門科専門医、
五代目院長の佐々木 巌と、
数少ない女性の肛門科専門医、佐々木みのり です。

カテゴリー

リンク

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム