患者さんの声の箱 「痛くないよ、痔の手術」
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の入院患者さんたちの手記をもとにしています。痔に悩んでいる多くの方たちへのメッセージがたくさん込められています。

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70歳代の女性の手記より(脱肛・外来治療・2008春)

思い起こせば 18才の頃、肛門の変調を感じるようになりましたが、
家庭の事情などで誰にも自分の体のことを言い出せませんでした。



結婚後も大家族同居で皆の世話に明け暮れ
治療を受ける機会がなく出産の際に大きく悪化しました。



その後、長年にわたって痛みと出血で(出血は少量でした)
苦しい時代を過しまして痔核もゴルフボールぐらいの大きさになっていました。



その後、漢方薬の飲用で少しづつ楽になりまして
60才代になってからは痔核も小さくなり、痛み出血もおさまりましたが、
6年ぐらい前から新たにポリープが出来まして、ずっと気になっていました。



その間、なんと55年の長きに渡って痔と付き合って来ましたが、
ここにやっと自由な時間と気ままな生活が持てるようになりました。



今般、良い専門病院があると教えてもらいまして、
初めて受診することが出来ました。



これ以上高齢になると、気力、体力が衰えると思いまして手術を決心致しました。



院長先生から痛みを伴うけれど出血の少ない安全策を説明して頂きまして
結紮(けっさつ)手術をお願いすることにしました。



さて、治療に関しましては痛みに耐えることは長年の経験でなれているつもりでした。



一番苦しんだのは結紮(けっさつ)の糸が取れてしまうことに気を使ったことです。



家事をこなしながら痔核が取れてしまう迄、
糸が外れずに、付いていますようにと祈る気持の毎日でした。



又、夜になると痛みよりも肛門のまわりに、たくさんの虫が這いまわっているような感じで、熟睡が出来なかったことです。



12日目に痔核が取れましたが、ポリープの方は少し日数がかかりまして、
痛みも強かったのですが、その後一週間で取れまして、
同時に痛み、出血、下り物共に出なくなりホッとしました。



三週間苦しい思いをしましたが、絶対に治りたいとの強い気持ちで取り組んだのが良かったと思います。



何より大事なのは、毎日の排便がスムーズに出ること、
一番のポイントだと思いました。



初診の時から院長先生、みのり先生がとてもやさしく接して下さいましたことが、
何よりの心の支えになって私の決心がゆらぐことなく、



「これで長年耐えて来た脱肛が治るんだ。」



と信念を持って治療に取り組めたこと、感謝の念でいっぱいです。



度々診察に訪れまして、その都度、心置きなく質問に答えて下さいまして、
心やすらかに家で養生が出来ました。



専門医とは言え、人の不浄な部位の治療に真剣に取り組んで居られる姿に敬意を表します。



佐々木先生に出会えたこと、うれしく思います。



最初の診断通り、一ヶ月半で根治させてくださいまして、とても楽になりました。



ありがとうございました。



【 ドクターからのメッセージ 】



治るまでの期間は人それぞれです。



痛みも個人個人で違います。



この方は痛みに耐えたとのことですが、ご苦労様でした。


痛みのある患者さんでも、不安があるのとないのとでは気持ちに雲泥の差があるそうですので、分からないことは何でも聞いて、不安を解消して下さい。



佐々木 巌



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dr.sasaki

Author : dr.sasaki
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の肛門科専門医、
五代目院長の佐々木 巌と、
数少ない女性の肛門科専門医、佐々木みのり です。

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