患者さんの声の箱 「痛くないよ、痔の手術」
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の入院患者さんたちの手記をもとにしています。痔に悩んでいる多くの方たちへのメッセージがたくさん込められています。

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40歳代の女性患者さんの手記(脱肛・入院手術・2010年春)

もう20年ぐらいでしょうか、時々出たり出血したり、
かゆみや違和感があったり・・・。


薬でごまかしながらやってきたのですが、
今年初めて座っていられないくらいの痛みがあって、
よいお医者様も知らずインターネットで検索して
大肛のことを知りました。


保険がきかないというところで、少し考えたのですが、
患者さんのコメントをみて、
やっぱりココにしよう、と決めました。


みのり先生に診察して頂いたところ、
「ガンコな便秘で、立派なイボが3つもできてます。」
と言われびっくり。


1、2日に1回は便通があったので、
自分が便秘症だという意識がなかったのと、
「大したことない・・・」って言ってもらえるという
淡い期待を抱いて来たのが、見事に打ちくだかれた思いでした。


浣腸指導をして頂き、その後 症状はおさまったものの、
GWの日並びもよいので、思い切って手術しようと決心しました。


入院前日は読みたい本をバッグにつめて
「ゆっくり休める~」 という喜びいっぱい、不安少々。


朝、来院後、病室に案内され、手術まで待機。
(3人部屋です。余談ですが、よっぽど人見知りの方でなければ、
2人、3人のお部屋おすすめします。いろいろ相談できるし、
励ましあったり、痛みを分かち合えるので心強いです。)


1時間ぐらい前から点滴をして準備です。


手術室には歩いて入り、
手術中の体勢は、ちょっと変わったうつ伏せスタイルです。


局所麻酔注射を何本か、ちょっとチクチク痛いけどガマン。
できない痛みではないです。


術中は全く痛みゼロ。


院長先生とみのり先生のかけ合いに笑いをこらえるのに必死。


「おしりふるえるから笑わんとって~」って注意されるくらい、
楽しい(!?)手術でした。


術後も歩いて部屋に帰りました。


予想と違ってたのは、手術の痛みよりも、切ったあとの痛みです。


1~2日後は、ジクジク、ボワーン、ズキズキが入り混じった痛みが、
ずーっとあって、3日目からはふつうにしてる時の痛みは
ずい分マシになりました。


ただやはり排便時の痛み、恐怖との戦いが最大の仕事です。


いきむと痛いし、血も出るし、
術後4日目ですが、いまだにちゃんとできていません。


おかげでお腹が張ってたいへんです。


先生からも、「少々いきんでも大丈夫」 といわれているんで、
決心つけなきゃなーと思っているところです。


明日いよいよ退院です。


この痛みも日にち薬、永遠に続くことはないと自分を励ましています。


初めての手術、入院生活でしたが、
両先生、看護師の皆さん、スタッフの皆さん、
入院患者の皆さんに支えられながら、
明るく楽しくすごすことができました。


当院で手術して頂いて、よかったと心から思っています。


院内コンサートとっても楽しかったです!
こんな病院、世界中探してもどこにもないでしょうね。
(おまけに、当日お越しになれなかったピアノの方から、
クッキーのさし入れ・・・。
温かい心遣いがすごくうれしかったです!
とってもおいしかったです


とっても怖がりで、ビビリで、痛がりの私でも大丈夫でした。


今悩んでらっしゃる患者の皆さん、
案ずるより、思い切って切っちゃえば心もスッキリ!


きっとこれからの人生をもっと前向きに生きていけると思いますよ。


がんばって下さいネ。
(先生は “がんばらないでいいよ”っておっしゃいますが・・・)


末筆ながら、院長先生、みのり先生はじめ、
親しく楽しく緊張をほぐし、悩みをきいて下さった看護師の皆様、
食堂やお掃除でお世話になったスタッフの皆様、
ほんとうにありがとうございました。


これからも私のように心に残る入院体験をされる
「悩める患者さんたち」がたくさんいらっしゃいます様に・・・。
 


【 ドクターからのメッセージ 】


そうでしたか・・・


「大したことない」 と言ってもらえる期待を抱いて
来られてたんですね


そんな状況で 「手術適応です」って言われると、
そりゃぁ、ショックですよね・・・


でも、その反対のケースも結構あるんですヨ。


「ひどい状態だから、きっと手術に違いない!」と、
手術する気マンマンで、入院の準備までして来られる患者さんもいます。


そんな人に限って、手術の必要がなかったりするもので、
「え~っ?! 手術いらないの~?! 残念~!!」
と言って、くやしがっておられます


手術が必要かどうかは、
特に痔核(脱肛)については、施設によって、医師によって、
判断が分かれることがあります。


でも、大切なのは、患者さんの気持です。


まず、手術を受けたいと思っているかどうかが一番大切です。


誰かに強くすすめられたり、とか、
何となく、とか、人に流されて決めるものではありません。


「自分がどうしたいか」 です。


そして、その手術を受けることによって、
何が得られるかを考えて下さい。


今、悩んでおられる症状が、手術を受けることによって、
解消されますか?


それに関する十分な説明を医師から受けて納得されていますか?


1つでも、不安な要素があるのであれば、
今は手術を見合わせた方がよいかもしれません。


痔に限らず、どんな病気でも、
患者さんの 「よし!治療しよう!」 という気持ちは大切です。


私たちは、患者さんのそんな気持を大切に、
治療に当たっています。


病気を治すのは、患者さん自身であって、
私たちは、治療のお手伝いをしているだけです。


あと少し、一緒に頑張りましょう!


佐々木 みのり




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dr.sasaki

Author : dr.sasaki
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の肛門科専門医、
五代目院長の佐々木 巌と、
数少ない女性の肛門科専門医、佐々木みのり です。

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