患者さんの声の箱 「痛くないよ、痔の手術」
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の入院患者さんたちの手記をもとにしています。痔に悩んでいる多くの方たちへのメッセージがたくさん込められています。

脱肛の女性(27歳)の手記

初めに。先生方はじめ、看護婦の皆様方、スタッフの皆様方、入院中本当にお世話になり、ありがとうございました。


3年前発覚したときは、近くの総合病院でみてもらったのですが、その後軽視していたのが悪かったのか、昨年12月に悪化しました。


近所の薬店へ市販の坐薬を買いに行った際、その店長さんより「いい病院がある」と、
この「大阪肛門病院」を教えてもらいました。


そして12月26日に初めて訪れました。


「いずれは取った方がいい。大きくはなるけど小さくなっていくものではないから。でも、今の状態なら、その時期は自分で決めたらいい。」との診断でした。


“痔”に対して無知で、少し楽観的に考えていた私にとって、
“手術” “1週間の入院” はあまりに突然で、
そして「いずれは逃れられない」という事実に大変動揺してしまいました。


5月に結婚が決まっており、「結婚までに治したいけど会社はなかなか休みづらい」
「でもまだ5月まで時間はあるのに、わざわざ結婚してから入院するのは…」と色々複雑な思いがからみ合い、即病院から母へその報告の電話をしましたが、声を聞くなり、思わず(年がいもなく)泣いてしまいました。


(そのときそばで温かく勇気付けて下さったこと、忘れられません。ありがとうございました。)


色々考えた末、“いい病院”と出会えたのも、ただの偶然ではないような気がして、
今しかないと、1月末に入院・手術することに決心しました。


生まれて初めての手術に不安一杯でしたが、皆様方のお気遣いと先生の“腕”で手術は全く痛くありませんでした。


それどころか、先生の「暇でしょう?」「もう一番悪かったところは取りましたよー。」となごやかに話しかけて下さる言葉に 「そうですか。ははは…。」と、普段通りしゃべっている自分がとても変な感じでした。


術後、私の場合、傷が少しはれた上、神経が過敏なのか、少し痛みもありましたが、その都度処置して下さり、辛い思いは全くありませんでした。


ですが、神経質な私は、細かい事を気にして、すぐ先生に問いかけてしまいましたが、いつも何でも優しく答えて下さり、ありがとうございました。


私は明日退院しますが、入院中にお世話になりました皆様方への感謝とお礼の気持ち、そして原点に戻って、この病院に出会えた偶然への感謝は文章で書きつくすことはできません。


まだまだ通院でお世話になりますが、ひとまずありがとうございました。


そして、これからも宜しくお願いします。


【 当時のドクターメッセージ 】


色白ですごくきれいな人だったので、診察後の涙が、妙に似合っていて(これは失礼かな?)印象的でした。


でも泣かれるのはこの方だけではありません。


初めて肛門病院に来られる方は、悩んだ末、勇気をふりしぼって、非常に緊張した状態で診察を受けられる方が多いです。


特に女性の方は「肛門科」というと抵抗があるようで、診察が終わって、今までの緊張が一気に取れて、つかえていた感情が押さえられなくなってしまうようです。


手術する、しないにかかわらず、ホッとして涙が出るんでしょうね。


患者さんの繊細な気持ちを配慮するよう、スタッフ全員心がけております。


どうぞ安心なさって、思いきり泣いて下さい。それで結構、気持ちがすっきりするようです。

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Author : dr.sasaki
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の肛門科専門医、
五代目院長の佐々木 巌と、
数少ない女性の肛門科専門医、佐々木みのり です。

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