患者さんの声の箱 「痛くないよ、痔の手術」
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の入院患者さんたちの手記をもとにしています。痔に悩んでいる多くの方たちへのメッセージがたくさん込められています。

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2013年 夏 50代 女性 脱肛 日帰り手術を受けられた患者様より

痔とはおそらく20代後半からの付き合いでしょうか?

思い返せばとても昔のことになります。

その頃は排便の時に少し出血があったりして特に続くこともなく気にしていませんでした。

30代になると、いわゆるイボ痔の小さいものが出来ましたが、痛みがあっても冬の寒い時期で夏場はありませんでした。

40代になると、イボ痔も大きくなり、またひどい時は、そのイボが腫れたような状態になり排便後も指で押し込まないと外に出たままになる事が多くなりました。

それでも肛門の中に入れてしまえば痛みも感じないので、数年その繰り返しを続けてきましたが、昨年から入れても外に出てきてしまうようになり、外に出ているが故に痛みも強く感じる日が続き、日常にも影響が出てきました。

50代を前に根本的に(市販薬でごまかすのではなく)治療したいと思いもしたが、どの病院が良いのか周りの友人にも「痔」で通院した人もいないのでネットでリサーチし、こちらの病院にお世話になることにしました。

決めたのは、女医さんであること、専門科であることでした。

少し前置きが長くなりましたが、初めて診て頂くまでは、みなさん多かれ少なかれ同じ様な思いをされたと思います。

でも、みのり先生に診て頂いて、話を聞いて頂き、私の症状を説明して頂く過程で手術することの不安も少し解消され、お任せしようという気持ちになりました。

それは、とても丁寧に時間をかけて説明して下さった事、またその初診の日は母も一緒に付き添いで病院を訪れたのですが、一緒に診察室で先生の説明を聞かせていただけたので、何だか安心感が増したのが大きかったからです。


心配していた診察も驚くほど痛みがなくてビックリしました。

さて、手術当日は麻酔注射も痛くなく(歯医者さんで受ける麻酔と同じくらい)手術中はお尻の上で粘度をこねている様な感じで、痛みは全くありません。

術後はしばらく横になって点滴が終わるのを待って、電車に乗って帰りましたが、その時も肛門が少しつっぱるというか、引っ張られている感じはありますが「痛い」というのとは違いました。

しかし辛いのは翌日でした。

手術した夜も痛み止めを飲んで普通に眠れましたので、これくらいならOKかなと思いましたが、手術後最初の排便が激痛でした。

排便後は座れないくらいで横になって、しばらく腰をさすっていないと耐えられないくらいでした。

もちろん肛門も痛いのですが、排便の後に浣腸しないといけないのですが、これが大変です。

浣腸することもそうですが、その時の腹痛がこれまた辛いのです。そしてもう一つは便意をもよおす時に、肛門に便が降りてくる感じの時が痛く「早く出したい」という思いになります。

そういう痛みを知ってしまうと、その次の日の排便が怖くなりますが、でも、みのり先生の「頑張って出してね。浣腸もしてね。」という明るい声を思い出し、治療に必要なことなので乗り切りました。

でも人間、不思議にそういう痛みにも慣れる様で(もちろん痛み止めの薬もあるので)3日目ぐらいにはなんとか過ごせるようになりました。

くくられたイボが無くなる過程の臭いも気になると思いますが、私は臭いをおさえる機能のついたナプキンを使いましたので、それほどでもなかったです。

軟膏を肛門の中に塗るというハードルも最初は「えっ?」と思いますが、慣れるとチャッチャと出来るようになります。

今は手術してから半年が過ぎて本当に手術をして良かったと思います。

保険が使えないので金銭的には高額ですから、その点は悩みましたが、それを考えても手術して正解だったと私は思います。

以下、受診から手術後までのポイントをまとめます。

・ 病院の入り口が入りやすい(肛門科というより歯医者さんのよう)

・ みのり先生がとても気さくな方で、少し恥ずかしいと思える排便などのことも話しやすいのでストレスがない

・ 看護師の方々もとても優しく、心遣いが嬉しい

・ 診察、手術は痛くない(麻酔がきれたら痛いですよ、もちろん)

・ 手術翌日の排便は激痛

・ 浣腸は慣れるまでは難しい、その時に起こる腹痛も少し辛い

・ 外出先(オフィスも含む)で排便した時に浣腸セットを携帯しておかないといけないので、出張の際は荷物が増える

・ 手術後、数日は座っている事よりも、座ったままイスを前にテーブルやデスク寄りに引く動作の時に肛門が痛い

・ ナプキンは臭いをおさえる機能付きの厚みのあるものがクッションになっておすすめ

・ 手術、術後の通院、薬代などトータルで約50万円くらいかかります。先生のお話、説明を良く聞き、わからない事は質問し、納得して、不安・疑問を無くしてから決めて下さい。


<スタッフよりコメント>

お尻のことを常に気にした生活で、20代の頃から悩み、苦労されていたんですね。

いろいろ知りたくても肛門科の情報って少ないですし、ネットで調べてみても、怖い事や痛い事ばかり書かれていて・・・ますます肛門科へいく勇気がなくなってしまいますよね。

手術中の痛みはほとんどなかったようですが、術後の排便が激痛だったようで・・・でもその痛みも乗り越えて浣腸も使用して便通管理がんばって下さっているのですね。

手術して良かったとのお言葉嬉しく思います。

その後、お尻の調子はいかがでしょうか?

便通管理などお困りの事はございませんでしょうか?

何かございましたらお気軽にご連絡下さいね。

お大事になさって下さい。

スタッフ:浦岡
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30代 女性 脱肛 日帰り短期入院

今、手術をした翌日の夕方ですが、「手術を受けて良かった」と前向きな気持ちです。

手術自体ほとんど痛くないし、食事は美味しいし、のんびり過ごすことができるし、ぐっすり眠れるし…良い事だらけです。

ただ、まだ術後の排便をしていないので、その時の痛みが少し不安です。

でもまぁ浣腸も助けてくれるだろうし何とかなるかな。

お部屋もお手洗いもトイレもあらゆる所がとてもキレイにお掃除されていて快適に過ごさせて頂きありがとうございました。

何度でも泊まりたい所ですが我慢して(!?)キレイにしてもらったオシリを大切にしたいと思います。

ありがとうございました。

<スタッフよりコメント>

「手術を受けて良かった」との前向きなコメント嬉しく思います。

痛みもほとんどなく術後もぐっすり眠れたようで良かったです。

その後、オシリの調子はいかがでしょうか?

快適にお過ごしでしょうか?

何度でも泊まりたい所ですが…(笑)またいつでもお待ちしてますよ(笑)

オシリを大切に…排便管理がんばって下さいね。

お大事になさって下さい。

スタッフ:浦岡

50歳代の女性患者さんの手記(脱肛・日帰り手術・2011年夏)

私は現在56歳、痔と付き合って、かれこれ20年以上になりますが、
何せ、他人にお尻を見せるなんて・・・。


その結果、数年前から、何かお尻の入口が飛び出しているので、
トイレにも時間をかけて、仕上げにオロナインを付けて
押し込むと言う事を、何年も続けて来ましたが、
6月に入り、急に痛みを伴う様になり、
出ている物が大きくなってるみたいで、
これは、放って置いたら駄目かも?


慌てて、ネットで調べたら、この病院を知り、
すぐに電話で予約しました。


先生の説明が、すごく解りやすく、
自分でも早くスッキリ!したいと思い、
日帰り手術にしました。


回りでは、痔の手術は、とても痛いと聞いていたので、
手術の日は少し緊張しましたが、
先生や、看護婦さんが、しょっちゅう、大丈夫ですか~と
声を掛けて下さり、とても安心できて、
あっと言う間に手術も終わりました。


麻酔の時が少し痛かっただけで、
正直、本当~に痛くなかったです。


術後も一人で30分以上掛けて、電車、バスで帰ったけれど、
な~んとも、なかったですよ


術後の経過も良好で、先生に、きれいなお尻になってると、
ほめて下さいました。


あと、3ヶ月後に検診です。


本当に、ここに来て良かったです。


すっきりお尻、バンザ~イ!


先生ありがとうございます。


親切に面倒見て下さった看護婦さん、
ありがとうございます。
 



【 ドクターからのメッセージ 】


本当ですか?
 

な~んともなかったですか?


よかったー。 私たちもバンザーイ! です。




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40歳代の女性患者さんの手記(脱肛・日帰り手術・2011年夏)

8月11日に、日帰り手術から始まり、後少しで2ヶ月がたちます。


私にとっては、長~い地獄の日々でした。


手術は楽勝、全く痛みはなく、
ほんの少しの時間で終了しましたが、
その後、1時間後…、痛みがDDD


それからの日々、排便時の痛みは半端ない、
陣痛より苦しい痛み、約1ヶ月涙の毎日でした。


まあ、アルコール、自転車禁止は、
私にとって、またまた地獄DDD


ストレスは溜まる一方、身体の調子は悪く
下痢になったり、過呼吸になったり、
本当にあま~く考えすぎていましたが、
どうにか、今では、お尻の痛みもなく、
排便もスムーズに出来るようになり、
長~い地獄の日々は終了に向かっているようです。


やっと、笑える日が来るのかと・・・!! 


ん! がんばりました。


みのり先生、スタッフの皆さま
本当にいろいろ、ありがとうございました





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日帰り手術患者さんの手記(脱肛・50歳代女性・2011年春)

「おしりのいたみ」 を感じ始めたのは、第1子妊娠の時、
かれこれ4半世紀も前のこと。


便秘の経歴も長く、「自分の腸の長さは人よりもながい」 と信じて生きてきました。


ところが、1年前の5月のある日、便がでないという恐怖を体験し、
「でぐち」を気にしないわけにはいかなくなり、
HPを手当たり次第ポチポチしながら
OKM(手帳に 予定を人にみられては困るので、こう書いていました)
へと導かれていきました。


診察の結果、腸の検査と手術も視野に入れた今後を考えるようにとのお言葉と、
手術の内容を書いたパンフレットをもらって帰りました。


毎日、何度も何度も読みました。


日々の痛みから解放されて、残りの人生 生きられたらと思い、
手帳に○を付け、徐々に手術の日程を考えるようになりました。


手術のお願いをしたのは、初めての診察から半年かかっていました。


手術予定日の数日前に義父が亡くなり、キャンセルも考えましたが、
「自分の痛みがなくなり、これから よりよく生きることを最優先したい」と、
家族に理解を得て、何とか手術室に入ることができました。


手術を受けた日が金曜日で、週明け月曜日の診察までの時間が長く感じられました。


痛み止の薬のおかげで、出産の痛みを超えることはなく、
時間がたつにつれて、少しずる変わっているのを感じることができました。


その後、週1回の診察で 「よくなっていますよ」 と、
先生から言ってもらえるたびに、回復できる身体をもっていることが
とてもうれしく感じました。


診察・手術に辿りつくまでの長い時間を思えば、
治る時間の短かったこと・・・
もっともっと自分のことを大事に考えてやればよかったな、
とも思えるようになりました。


まだまだ 「自然なお通じ」 はむずかしいですが、
ゆっくり習慣づけたいと思っています。


みのり先生はじめ、スタッフの皆様には、本当にお世話になりました。


ありがとうございました。
 



【 ドクターからのメッセージ 】


どんな生き物も排泄をしないと、生きていけません。


なので 出口である肛門は、とても大切です。


「便が出ない」 という時、
「どこで便がつまっているか」 が大切です。


「おなか」 すなわち 「腸」 に便がたまっているのか、
「出口」 すなわち 「肛門」 に便がたまっているのかによって、
対処法が違ってきます。


その時々で違うこともありますし、
人によって便秘の治療は違います。


どうやら 「出口=肛門」 に便をためている人が、
痔になっているようです。


しっかり排泄をするようにしないと、
せっかく手術をして、痔を完治させても、
また 何年かすると痔になってしまいます。


手術までして治したオシリ。


悪くしないよう、これからも便通に気を付けて下さいネ!!




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プロフィール

dr.sasaki

Author : dr.sasaki
大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)の肛門科専門医、
五代目院長の佐々木 巌と、
数少ない女性の肛門科専門医、佐々木みのり です。

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